
嘘つきな唇
第7章 *新境地*
俺達はまた窓際の席に座った。
「雪奈、ワイン飲む?」
「……そうね♪……」
「……何食べよー♪……」
「私今夜はあっさりしたのが、
食べたいわ♪ルウは?」
「……うーん……今夜は肉系食べたい♪」
「……私……
パスタセットにしようかしら♪」
「……雪奈……
随分あっさりだねwwお腹にたまる?」
「……大丈夫よ♪……
セットだからいろいろと着いてるから♪」
「ああ、そうなんだ♪
じゃあ俺もセットにしよう!」
そして備え付けの呼び鈴を押して、
店員を呼んだ。
「すみません♪パスタセットの、
雪奈AとBどっち?」
「……ああごめんねww……Bで♪」
「じゃあBと後このステーキセットと、
Roseの赤ワイン先に持って来てくれる?」
「かしこまりました。お待ち下さいませ。」
「……ねえ雪奈……
大阪来てからもまたちょくちょく、
ここに食べに来ような♪」
「そうね、ここ美味しいわ♪」
「お待たせしました。Roseの赤でございます。」
「……有り難う♪……」
「……失礼致します……」
