
嘘つきな唇
第7章 *新境地*
「……もう6時か……
雪奈そろそろ夕飯食いに行く?
確かホテルの中にあるはずだから」
「……そうね、行きましょ♪……
何階にあるのかしら?」
「……えーと、何階かな?……
ちょっと雪奈それ見てみて?」
部屋に置いてあった、
パンフレットを俺は指した。
「……えーと……7階ね♪」
「……サンキュー♪……雪奈行こ♪」
「……ええ♪……」
俺は食事をしに7階まで行った。
……さすがに今日は疲れたし……
腹も減ったから。
沢山食べちゃうかもな♪
明日に備えてしっかり夕飯取ろう。
それに大阪の飯めっちゃ楽しみだし♪
俺達は7階のレストランに着くと、
窓際の星の見える場所に座った。
……俺は……
大阪の街がこんなに、
星が綺麗だなんて初めて知った。
「……雪奈何食べる?……」
「……そうね……何が美味しいのかしら?」
「そーだな。俺も解ら無いから、
コースメニューにしない?♪」
「……そうね……そうしましょ♪」
俺達は無難なコースメニューにした♪
