
嘘つきな唇
第5章 *未来予想図*
……ピンポーン♪……
私が玄関までルウを出迎えに行くと、
そこには!!見知らぬ青年が居た……
「……雪奈わりー!……遅くなった!」
「……え、ルウ!……ルウなの?」
……そこには……
金髪でサラサラだった綺麗な髪を、
黒髪にして……
目の覚める様に綺麗だったルウの、
ブルーカラコンは黒い瞳になって……
全然別人のルウがそこに立って居た……
「……雪奈どうしたの?固まって?……」
「……だってルウびっくりしたわ!……
どうしたの?……」
「……んー?……
俺の決意表明かなあ?……」
「……ルウ……」
「……まあこんなんで雪奈の……
ご両親を説得出来るか解ら無いけど……
金髪にカラコンじゃさすがに、
マズイっしょ?笑」
……ああルウは私の為にここまで……
ルウは……
「……雪奈……黒髪の俺は嫌い?……」
「……ルウ有り難う……大好きよ♡」
私は玄関先で思い切りルウを、
抱き締めて居た……
……ああルウ……
……この素敵な人は私の恋人……
……私の旦那様になる人……
……私の最愛の人……
……愛してるわ……愛してる……
……大好き!……
……私はルウを信じて……
ルウに着いて行く事を改めて、
再確認した……
……この男が私が選んだ最高の男……
