
嘘つきな唇
第5章 *未来予想図*
……その日私は……
部署中の皆の針のような、
視線に耐えながら仕事して居た……
……皆の視線針のように冷たい……
……まあこの一番……
忙しい時に辞めるんだから……
無理も無いか……
「……雪奈大丈夫?……」
「未来有り難う。覚悟はしてたわ。」
……正直大丈夫では無い……
……でも仕方が無い事だ……
……その時嫌味女が近ずいて来て……
「……相川さん……貴女、
この忙しい時によく辞表なんか、
出せるわね?……」
……私は返す言葉が無かった……
……でももう直ぐこの……
嫌味女の小言も聞かなくて、
済むかと思うと正直ホッとした……
……すると未来が……
「……はあ相変わらずね!嫌味女!……」
「ふふそうねwwまあ最後の小言だと、
思って受け止めるわ。笑」
「……はあ……あたしはまだまだ、
あの嫌味女と付き合わなきゃな……」
「未来頑張ってね!」
「……まあねww……」
そしてようやく地獄のような、
一日が終わった!
