
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第2章 完璧な別れと憂鬱な出会い
私を前のポジションに戻して春日さんを、社長秘書に任命すれば――――…
秘書課の重い空気はクリーンになるのだから!
「なるべく早く解決させるから――――…神谷さんは安心していいですからね」
「――――…はぁ…」
会食の席にでも、秘書チェンジを言ってくれるのだろう…ありがたい!ありがたい!
これ以上、ド変態と関わりたくないのが本音である…
一夜を共にした男となんて――――…仕事は出来ないし…
常に…性癖にドン引きしないといけないなんて…
日常モラルが崩れそうになる!
