
腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優
第12章 ~明かされる正体と亀裂が入る友情~
「郁、コイツらの言うとおり…。」
「郁の中学時代の事や、お前の父さんの事も全部聞かされたんだ…。」
「そんなッ…。」
せっかく、必死にお父さんが起こした事件の事を隠しとおして、上手く今日までやってこれたのに…。
俊樹君と数多君に、僕が犯罪者の息子って事がバレちゃった…。
「あのな、郁」
「俺達は、お前がたとえ―――――」
「何で、そんな事まで話したんだよ!!
人の過去を勝手に許可なく話さないでよ!!」
俊樹君と数多君の言葉を遮り、再び利行と健次郎に怒鳴る。
「郁…。」
「俺達…。」
「気安く、人の名前を呼ばないで!
虫唾が走るんだよ!
あぁ、もう最悪最悪最悪最悪最悪!!」
この2人に名前を口にされるだけで、虫唾が走るし吐き気がする。
「穢らわしい、穢らわしい穢らわしい穢らわしい穢らわしい!!」
「おい、郁!
そこまで言わなくても良いだろ!?」
俊樹君が、僕と利行達との間に割って入る。
「郁の中学時代の事や、お前の父さんの事も全部聞かされたんだ…。」
「そんなッ…。」
せっかく、必死にお父さんが起こした事件の事を隠しとおして、上手く今日までやってこれたのに…。
俊樹君と数多君に、僕が犯罪者の息子って事がバレちゃった…。
「あのな、郁」
「俺達は、お前がたとえ―――――」
「何で、そんな事まで話したんだよ!!
人の過去を勝手に許可なく話さないでよ!!」
俊樹君と数多君の言葉を遮り、再び利行と健次郎に怒鳴る。
「郁…。」
「俺達…。」
「気安く、人の名前を呼ばないで!
虫唾が走るんだよ!
あぁ、もう最悪最悪最悪最悪最悪!!」
この2人に名前を口にされるだけで、虫唾が走るし吐き気がする。
「穢らわしい、穢らわしい穢らわしい穢らわしい穢らわしい!!」
「おい、郁!
そこまで言わなくても良いだろ!?」
俊樹君が、僕と利行達との間に割って入る。
