無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

下腹にずん、とくるような、低音。
明るい元気なイメージの強い相葉さんだけど、えっちのときの声は、もんのすごく色っぽくなる。

掠れた声で、だして、なんて言われたら。

そんな強く吸われたら。


「……っい……やっ、ああ」


そんな我慢なんかできるはずもなく。

相葉さんがきつく吸いあげたタイミングにつられるかのように、俺はあっけなく吐精した。


「はぁ…っ……ぁ……」


体がひくひく震えるのにあわせて、頭でもウィンウィン耳が鳴り続けてる。

うるせー……これ……と、思いながら、相葉さんが、俺のを飲んでる感覚にまた体が熱くなる。



「あ……飲まなくていーのに……」


不味いだろーよ……と、小さく呟いたら、


「………甘いよ？ ……ふふ。かーわい。耳も震えてる、ずっと」


俺のをペロリと舌で丹念に舐めあげ、手の甲で口元をぬぐった相葉さんは妖しく笑った。

そして、


「もっともっと……可愛くなって」


囁いたかと思うと、俺の後ろに埋めたままだった指で、長年の経験で知り尽くした俺の弱点をぐっと押した。


「っ…………！！」

「耳立った」


いいながら、ぐっぐっと押し潰すようにしてくる手つきに、俺は頭が真っ白になってゆく。
叫び声をださなかったのは、俺の意地だ。


「にーの。声」

「…………んん……っ」

「にゃぁって言って」

「…………ん……？？？」


はっ？！