テキストサイズ

大型犬との同居~Remake Of Story~

第6章 ~飼い犬と飼い主の初夜~

「あとは、言わなくてもわかるよな?」

「「……。」」

俺と小太郎さんは、無言で頷く。

臓物って単語が出てきた時点で、アイツがどう借金を全額返済したかわかった…。

でも、それはアイツの自業自得。

可哀想とか思ったり、同情する気は全然ない。

「最後にこれだけ言っとく」

「借用書を返した時、アイツは絶望と悲しみに支配されてたな!♪」

「ショックのあまり、自殺するんじゃねえか(笑)
ギャハハハ!♪」

その後、借金取り達は車に乗り込んで、この場から離れて行った。

「……終わったね…。」

「はい…。」

そう、これで俺達の中で全てが解決して終了した。

「僕達も帰ろっか」

「はい」

借金取り達が、この場から離れるのを確認してから、俺達も車に乗り込んで家に帰った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ