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COLOR’S~殺したのは私~

第69章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑫

碧海は一茶のことなんて何とも思っていない。

ただ一茶の中で一番に君臨したかっただけ。

調子に乗っていられるのは今だけ。

この写メさえ一茶に見せれば二人は終わる。

私がこの手で終わらせる。

「一茶を愛しているのは私だけ」

一茶は手に入ったも同然。

碧海のように何でも一番になりたいわけではない。

愛している一茶を手に入れたいだけ。

事実上、一茶の中では私が一番になってしまうが。

朱夏に譲ってもらった花火大会で決着をつける。

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