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COLOR’S~殺したのは私~

第64章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑪

誰が……

いったい誰がこんなことを……

「白石さんだったらやりかねないだろ。
俺とだって散々……」
「本当に違います!これは朱夏です!」

『ぁあんッ……イッ……イクゥ……イクゥ……』
『ハァッ……琥珀ぅッ……俺もイッちゃうよぉッ』

「白石さんの名を呼んでるじゃないか」
「だからそれは誰かが私を罠に……」

この動画を持っているのは……

私……

朱夏……

涼介……

朱夏にこんな器用な真似が出来るわけがない。

だとしたら……涼介しか考えられない。

今の涼介だったら有り得る。

だけど……涼介が私を失っては困るはず。

金銭は全て私が援助している。

私を失ったら涼介は文無しになる。

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