
COLOR’S~殺したのは私~
第63章 朱夏VS一茶(SHUKA SIDE)⑩
碧海は一茶への想いは語らずにいた。
怖くて聞けなかった。
それが発端となり矛先が私に来ることが怖かった。
「じゃ、朱夏の番だよ」
沙羅らしき女から非通知で電話があったことを話した。
しかし宮路所長と私がカーセックスをしている動画が送られてきたことは伏せた。
「まさか沙羅……あんた今も一茶と……」
碧海は自分の発言が余程面白かったのか吹き出すと沙羅も一緒になって大爆笑していた。
「やーめーてー!マジで笑い死ぬぅッ!」
ふざけてはいるものの沙羅が私に電話をしてきたとは思えない。
怖くて聞けなかった。
それが発端となり矛先が私に来ることが怖かった。
「じゃ、朱夏の番だよ」
沙羅らしき女から非通知で電話があったことを話した。
しかし宮路所長と私がカーセックスをしている動画が送られてきたことは伏せた。
「まさか沙羅……あんた今も一茶と……」
碧海は自分の発言が余程面白かったのか吹き出すと沙羅も一緒になって大爆笑していた。
「やーめーてー!マジで笑い死ぬぅッ!」
ふざけてはいるものの沙羅が私に電話をしてきたとは思えない。
