テキストサイズ

COLOR’S~殺したのは私~

第49章 一茶VS琥珀(ISSA SIDE)⑦

「もうお腹いっぱいだよぉ」
「だったら飲めよ。今日は御祝いなんだから」

琥珀にプロポーズをした翌日、琥珀が以前から気に掛けていた駅前の洋食屋で細やかな御祝いをした。

「でも……赤ちゃんが出来てるかも」

昨夜琥珀にプロポーズしてから今日の夕方まで寝ずに、何度も何度も愛し合っていた。

避妊はしていない。

「琥珀に似ればメッチャ可愛いだろうな」

それは朱夏や碧海にも似ていることを意味している。

もちろんそういった意味で言ったのではない。

純粋に琥珀と俺との子供が欲しいと思ったまでだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ