テキストサイズ

COLOR’S~殺したのは私~

第15章 一茶VS碧海(ISSA SIDE)②

「あーつまんねー、あーつまんねー。
勉強なんて、やってられっか」
「だったら、私と楽しいことしない?」

思いがけない展開に、つい碧海の胸元に目が行く。

俺の楽しいことといえばSEX以外に何も無い。

自分で触って感じている部分を俺が触ってもいいのかと妄想が膨らむ。

この際、碧海で手を打つか。

「俺は構わないけど」

謎にここへきて硬派を装う俺。

しかし胸元とパンティ交互に視線が行ってしまう。

「バーカ。なんか勘違いしてない?」
「し……してねーよ」

俺の下心は呆気なく見破られた。

そうだった……

碧海は俺のことを男として見ていなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ