
彼女は隠れて変化する
第11章 【最終章】彼女は俺の前で変化する!
「///あ…あのさ…晴馬君…時間あるかな?」
舞はそんな俺を見つめながらこれからの予定を聞いてきた
夕方少し手前の時間帯…まだ、日が沈むタイミングではないが…
冬と言う季節が時間を早く感じさせる――――…空は薄暗く…夜を纏い始めていた
「――――…予定って…何も…無い」
「///なら――――…一緒に行ってほしい場所があるんだけど…いいかな?」
舞が俺を何処かへ誘うなんて滅多に無いことたが…
今日の舞は――――…何だか雰囲気が違った
顔は赤いが…俺を真っ直ぐ見据えて…凛と見えた
