
僕らの歪な経験値
第8章 変わる
和也 side
智「どうしたの?調子悪い?」
昨日を思い出して嫌な気持ちになっていると、大野さんが顔を覗き込んだ。
返事をしなかったから機嫌が悪いと思ったんだろう。
あ!そういえば!
二「おはよ。いや大丈夫大丈夫。昨日?あ、そんなこともあったね」
思い出した思い出した。
昨日大野さんがキスさしてって言うからキスして。
櫻井王子が怒って。
そんで光の速さで大野さん連れ去られて。
で。
その後。
和『はぁ…も…やめ…て……』
雅『ニノちゃん…ちから…抜いて…』
ニ「付き合ってんだってね。クラス委員様と」
智「え?」
ニ「聞いた」
今は思い出したくもないクソバカハイパーアホに聞きましたよ。
智「ごめんね。黙ってて」
大野さんがしょんぼりしてる。
櫻井王子に気を遣って軽々しく話せなかったんでしょ?
そのくらい俺にもわかる。
あ、やばい。
フラフラしてきた。
教室に着いた俺はゆっくりと椅子に腰かける。
二「驚いたよ。セフレが始まりって聞いてたから」
智「ねえ、ホントに大丈夫?顔色すごい悪いよ?昨日何かあったの?」
正直、立ってるのもやっとだった。
さっきから本当に心配してくれてたんだね、大野さん。
ありがと。
智「どうしたの?調子悪い?」
昨日を思い出して嫌な気持ちになっていると、大野さんが顔を覗き込んだ。
返事をしなかったから機嫌が悪いと思ったんだろう。
あ!そういえば!
二「おはよ。いや大丈夫大丈夫。昨日?あ、そんなこともあったね」
思い出した思い出した。
昨日大野さんがキスさしてって言うからキスして。
櫻井王子が怒って。
そんで光の速さで大野さん連れ去られて。
で。
その後。
和『はぁ…も…やめ…て……』
雅『ニノちゃん…ちから…抜いて…』
ニ「付き合ってんだってね。クラス委員様と」
智「え?」
ニ「聞いた」
今は思い出したくもないクソバカハイパーアホに聞きましたよ。
智「ごめんね。黙ってて」
大野さんがしょんぼりしてる。
櫻井王子に気を遣って軽々しく話せなかったんでしょ?
そのくらい俺にもわかる。
あ、やばい。
フラフラしてきた。
教室に着いた俺はゆっくりと椅子に腰かける。
二「驚いたよ。セフレが始まりって聞いてたから」
智「ねえ、ホントに大丈夫?顔色すごい悪いよ?昨日何かあったの?」
正直、立ってるのもやっとだった。
さっきから本当に心配してくれてたんだね、大野さん。
ありがと。
