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胡桃のエッチな恋愛事情

第64章 椎名佳祐の帰国⑫

異臭が強いモノとなり少し吐き気がする。


「この一週間、どこで何をしてた」


斗真専務が頭を上げない佳祐を問い詰める。


「それは……」


言いたくないのか口ごもる。


「胡桃とアリスさんには、それを聞く権利が
ある。違うか?椎名」


斗真専務が初めて佳祐を

『椎名』と呼び捨て

私を『佐伯さん』ではなく

二人きりの時の様に『胡桃』と言った。

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