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胡桃のエッチな恋愛事情

第53章 椎名佳祐の帰国④

軽井沢からタクシーに揺られ

会社に戻った頃には

すっかり日も暮れていて

専務室はガランとしていた。


自分のデスクに向かい雑務をしていると

ドアが開き

遅くまで会議だと話していた

斗真専務が戻ってきた。


「お疲れ様です」


私は椅子から立ち上がり

深々と御辞儀をした。

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