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M side





S「お前な！いちいち遅ーんだよ！
何の焦らしプレイなんだっつーの！」




家に入ってくるなり怒っている櫻井。
ドカドカとリビングを進み、ソファに座った。




M「焦らしてねぇ！
お前が勝手すぎるんだろ！」




S「なんでだ？約束してたじゃないか。」




約束？！？！
屋上でのアレが？！
俺一言も良いよって言ってねぇし！！




S「それなのに電話に出ねぇわインターホンの反応も遅いわ、B型かお前は。」




M「A型だ！！」




てかB型の皆さんに失礼だろそれ！！




S「あ、一緒だ。俺もA型。」




知らねぇよ。




既にイライラして仕方ないが、招き入れた以上最低限のもてなしはしよう。
そしてさっさと帰ってもらおう。




こないだ来た時、美味そうに飲んでたし同じ銘柄にするか・・・。
いや、委員会の集まりの後で疲れてるかもしれないしコッチの方が良いかもしれない。




お茶の用意をする間は何言われても無視しようと思っていたのに、急に大人しく黙っている櫻井。




M「・・・？」




不気味に思って振り返ると、ニコニコ笑って俺を見ていた。