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無表情の宇野くん

第47章 宇野くんは友達。

宇野くんの友達の中で唯一の常識人の、大毛さんと話をしました。


しかし大毛さんは、どこか怖いのだ。


男子に対してこの私が、さん付けしていることからも分かるように、大毛さんは近所のおじさんみたいに渋くて、怖い。


そのくせ、中身が中学生っぽいところもあって「お金忘れちゃったから貸してくれない?」みたいな普通の会話も、大毛さんがするとカツアゲみたいなんだよな。


前言撤回、大毛さんも結構変な人だ。ラノベの主人公みたい。

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