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相葉さんの首に腕を回してしがみついた

顔を見て言えたら一番良いのだろうけど、どうしたってハードルが高すぎる

相葉さんの望みだから叶えたい

だけど羞恥はそう簡単には納まらない

…それに、焦らされた身体が刺激を求めて熱くて仕方ない



「……き」

ギュッとしがみつき、肩口に顔を埋める

「ま……き…」

「かず」

促すように優しく背中を撫でた相葉さんに後押しされた


「まさ、き…っ、まさき、まさき…！」

今まで言えなかったのが嘘みたいに、口から溢れてくる


「ありがとう、かず」
「あ、ひあっ、…あああっ！」

焦らされたそこへの刺激が再開され、待ち望んだ快感にすぐに溺れた

「まさき…っ！まさ…っ、ああっ」

ただひたすらに相葉さんの名前を呼ぶだけで、快感が大きくなる

自分を愛してくれる人を更に近くに感じられた


「かず…っ、愛してる…っ」

より深いところを抉られて、背中が仰け反る

離れないようにと相葉さんの腕が俺の身体を抱き締めた