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だけどそれも、今目の前にいるのが相葉さんだからで

きっと他の人間だったら、どれだけ追い詰められても抗うような気がする



ー…そっか

相葉さんだから欲しくて

相葉さんだから、抱かれてもいいんだ

…今さらだけど、愛してるって意味が分かった気がした






「息を、吐いて。…そう、力抜いて」

相葉さんの言葉に従って、深く吸い込んだ空気をゆっくりと吐き出す

それに合わせるように、少しずつ相葉さんが中に入ってくる

指とは違う熱さに、逃げようとする腰を相葉さんが抑えた


「痛くない…？」

散々指で弄っておいて、それ聞く？

「ん…、へい、き…」

だけど本当に痛くはない

指で慣らされたからなのか、ローションのおかげなのかまでは分からないけど、思った程苦しくもない


「あ…っ、あ、あ…」

だけど奥に進んでくれば、指では届かなかった奥が開かれて新たな圧迫が襲ってきて

「後少し…っ」

グッと腰を掴む指に力が篭った直後

「んあ…っ！」

最奥を突かれ、大きく身体が波打った