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Treasure of life

第7章 Love Wonderland

しかも…。

「どうしたのコレ、買ったの?」

「買うわけないでしょっ。いや、ね。こないだ、後輩3人とウチで飲んだのよ」
「うん」
「で、俺が声掛けたときに、クリスマスが近いからプレゼント交換しましょうって1人が言い出して」
「で、雅紀が当たったのがコレ、と?」
「そうっ!」
「…でもなんで女の子用…?」
「これしか売ってなかったとか言ってさ!絶対ウソだよね?どう考えてもネタでしょ?」
「1人、やりかねないヤツがいるなぁ…」


「…どう、かな?」
生足が恥ずかしいのか膝上スカートの裾を下に引っ張りながら俺に訊く。
「いいじゃん!めちゃくちゃ可愛い」
「そう…?良かった…」
俺がそう言うと雅紀は照れて俯いた。


「もう…誘ってるとしか思えないんだけど」
雅紀の首に腕をまわして唇を塞いだ。

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