Treasure of life
第6章 お気に召すまま
照明を落とした寝室。
服を脱がされベッドの上に仰向けになる。その上から智が覆い被さってきた。
お互いの唇が重なる。
「……んっ、ん」
唇の開いた隙間から智の舌が滑りこんできて、俺の舌を絡めとった。
「…はぁっ」
耳を甘噛みされ同時に胸の突起を手で弄られる。
「潤…大好きだよ」
「…あっ」
擽ったくて思わず身を捩った。
智のその声で、甘い言葉を囁かれるだけで身体は熱を帯びていく……。
「こっち、元気になってきたね…」
俺の緩やかに反応しているモノを咥えられた。
「…ャ…」
甘い声が漏れる口を抑える。
智はわざと音を立てながら奥まで咥え込む。
「っあ、…ん、…はぁっ」
「…潤、いいモノあげるね」
そう言うと智はベッドサイドの引き出しから何かを取り出した。
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