5色の星☆アソート
第68章 My sweet honey SM1 翔
演出の話をしてる筈だったのに
いつの間にか 話題が逸れ
俺がいかに後輩から人気があるかを
延々聞かされた潤は
不機嫌になるのを悟られないように
強い酒をがばがば飲んだらしい
おのれ、流星め
短い時間とは言え 俺の潤を独占したうえ
不安にさせるような事を言うとは不届き千万
悪気は無くても許さんぞ、
今度会ったらどうしてくれよう
「バカだなぁ・・誰が来たって お前に適うわけないのに」
「ホント?俺が一番?」
「一番、って言うか唯一無二。ほら、先輩も歌ってるだろ
ナンバーワンよりオンリーワンだって」
「翔くん・・・」
感極まったように目を潤ませる潤
ここで色っぽい唇が近づいて来て
俺たちは 改めて愛を確かめ合ったのだった
先輩ありがとうございます!
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