5色の星☆アソート
第61章 嵐王国物語3 ~今、愛を歌おう~
ごくりと喉を鳴らす2人に 王妃はにっこりと微笑みます
「というわけです。王様の許しも頂きました。
キャプテン・アイバーがまた寄港した際には
彼にも仲間に加わってもらいますが それまでは
ここにいる4人で攻守交替しながら愛を育むのです」
「「は、はい・・・」」
「2人とも、毎日仕事を終えたら私の部屋に来るのですよ。
というより、城の中に貴方達の部屋も用意させます。
そうすればいついかなる時でも私の求めに応じられますからね」
「「は・・・はい・・・」」
王が許すのなら、それで良いのでしょう
それにまた キャプテン・アイバーとも愛し合えるとわかって
2人とも ホッとしましたが
「でも・・・僕たち2人がお城に住んで
そんなことを続けていたら すぐに周りに知られてしまう事でしょう。
王様と王妃様が2人そろって平民や海賊と愛し合う、だなんて
許されないのではないでしょうか」
ニーノの言葉にジュンジュンも硬い表情で頷きます
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