
5色の星☆アソート
第61章 嵐王国物語3 ~今、愛を歌おう~
唇を重ねた二人は そのまま貪るようにお互いを求めました
それはまるで 結婚当初の激しさのように
でも、以前と違っていたのは
シーツに縫い留められ あられもない声を上げていたのが
王妃ではなく王の方だという事です
「サトシーラ・・・可愛い人。期待してるのですね?こんなになって・・」
「あぁ・・っ・・ショーン・・そこ・・ダメ・・っ」
「ふふ・・・ここがイイのですね?私の手の中でこんなにびくびく跳ねて
おまけにヌルヌルと私を誘うなんてイヤらしい貴方」
「んっ・・あぁ・・気持ちイイ・・っん・・」
肌と肌がぶつかる音や粘着質な水音
それに とめどなく溢れる王の甘い啼き声が
風に乗って聞こえてくるお城の中庭、
綺麗な月明かりの下に 寄り添う二つの影があります
その話声を聞いてみると
