
5色の星☆アソート
第60章 嵐王国物語2 ~様々な愛を楽しもう~
「本当ならずっとこうしていたかったのだけど・・・」
キャプテン・アイバーはまた海に出て、
海賊稼業に戻らなければなりません。
彼はもうすっかり今の、愛欲に溺れる日々に夢中になっていました。
まさか一国の王妃を連れて逃げるわけにはいかないので、
どうにかニーノだけでも連れて行けないものかと考えましたが
ニーノは王妃様もキャプテン・アイバーもどちらも同じように大切で、
1人を選ぶことは出来ません。
結局、王妃様の下に残って、
キャプテン・アイバーが陸に上がってくるのを待つことに決めました。
