
5色の星☆アソート
第59章 嵐王国物語1 ~新しい愛を探しに出かけよう~
そこで、今まで注意して見る事も無かった船頭の顔をよく見てみると・・・
何と、小汚い頭巾の下の顔は、
目を瞠るほどの美しい青年ではありませんか。
王妃は ジュンジュンが立ち去った後に
こっそりと船頭を呼びました
「これ、そこの者、こちらに来なさい」
「は、・・・わ、私ですか?」
今まで 王妃様に直接声を掛けられることなど一度としてなかった船頭は、
目を丸くして王妃を見つめました。
その瞳は 太陽の光を浴びてきらきらと輝いています。
王妃様は 心ウキウキと船頭を自分の部屋に導き、
すぐさま その服を脱ぐように命じました。
