5色の星☆アソート
第57章 夢落ち6 火曜日朝 櫻井先生
その時 囁くような小さな声で
「教授、 これ」と聞こえ、すぐに
「翔ちゃん コレしていようね」とアイマスクがかけられた
視界を奪われると 他の感覚が冴える筈だけど
今の俺は 何がどうなっているのか
まともな判断力を奪われてしまったかのように
ロクに抵抗する事も出来ないままに
大野さんにされるがまま
後ろに入れられていた指が引き抜かれ
自分のカラダが喪失感に疼く
いつの間にか、
飼いならされた動物のように
大野さんに与えられる快感に酔いしれていたみたいだ
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