
5色の星☆アソート
第7章 目覚めたら SN2 ニノ
どうしよう・・・
思いがけない成り行きに思考がついていかない。
俺の知らない店の名前を言って マネージャーさんに道を説明してる翔ちゃんの横で、俺はひたすら自分を落ち着かせようとしていた。
「ありがと、帰りはいいから。明日は俺9時だよね?・・・はい、よろしく。お疲れ様」
気がついたら翔ちゃんと二人、こじんまりとしたお店の前で下ろされてた。
「ここ・・・来たことある?」
「・・・ううん、初めて・・・」
「そっか、旨いと思うよ・・・気にいるといいけど」
「・・・・・・」
