
5色の星☆アソート
第7章 目覚めたら SN2 ニノ
俺と寝た、と翔ちゃんが思い込んだとしても
そこから何かが始まるなんて 甘いこと考えちゃいない。
きっと翔ちゃんにとっては すぐ忘れてしまえるぐらいの
過ちの一つに過ぎないだろう。
それでも。
ホンの少しでも 翔ちゃんの気持ちを波立たせることが出来たらいいな、なんて思ってた。
メンバーの中でも、いてもいなくても大して変わらない、空気のような存在でしかない俺のこと、
素通りじゃなくて ちょっと目を留めてくれたら・・・
それで気が済むと思ってた。
だけど実際は全然違って・・・
