
5色の星☆アソート
第43章 インロックと合鍵と俺 SN4 翔
結局その日は 一日中そんな感じで距離を取られ
と言うか
俺の二日酔いを これ幸いと
近づかない口実に使われてる気がする
それでも 時々は
「相葉さん、翔ちゃんにカフェラテ大盛りであげてね」とか
「今日はみんななるべく静かにして居ようね、翔ちゃんの頭痛がひどくならないように」とかの
俺を気遣うような発言をして
メンバーが 何かあったのか?と訝る程の冷たさじゃないところが
さすがの匙加減と言うべきか・・・
俺だけにわかる密かな拒絶
まさか これからずっとこんな感じが
続くんじゃないよな?
と冷や汗がたらり流れる
