隣の芝生
第1章 後――――…
「ねぇ…昨日――――私かアイツにされたこと…教えようか?」
熱いシャワーを、浴びているはずなのに…
姉さんの触れている俺の背中は…氷のように冷たかった
父さんは…中学の時に姉さんを犯した――――…
真面目で誰からも尊敬されている父さん…
それは全くの外用で
家に帰れば――――…
俺と母さん――――…姉さんに…暴力を振るう
最低な男だった――――…
母さんは、父さんが怖くて言いなりになるしかなく…
父さんの顔色ばかり伺って生きている
そんな父さんのイカれた暴力は…殴る蹴る――――…だけでは止まらず…
中学に入ったばかりの姉さんを犯すと言う…性的暴行まで進んだ
姉さんは最後まで抵抗したらしいが…
腹をボゴボコに殴られ
父さんの性器を…
まだ、生理の来ていない処女膣で受け入れるしかなかったと言う――――…
血が大量に出て…失神しても――――…父さんの狂った行為は終わらなかったが…
買い物から帰ってきた母さんと俺が無惨な状態の姉さんを発見した時には…
全ての行為が終わっていた…
父さんは満足げにイビキをかいて自分だけベッドで寝ていた…
姉さんは床に転がされ…ボロ雑巾のようだった
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