卑怯なボクは深海魚
第7章 再び木の下
「////なっ…――――」
何か…上手いこと先輩に言いたかったが…声が喉で詰まって出てこない!
「んなっ――――…なっ、なんで万引きなんか…」
ボクは自分でビックリするような内容を口から発していて…慌てて口を押さえた
――――こ、こんな事…聞く気なんて無かったのに!!!
「――――…ストレス…でかな?
ある一定の限度を超えると…手が震えるんだ…
マックスの震えは――――…盗みじゃないと押さえきれなくなる時があるんだ…
ビックリだろ?学校1の爽やか生徒が万引きの常習犯なんだぜ?」
先輩は、項垂れるように…うつ向きながら…話を続けた
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