
ねぇもう嫌・・・
第9章 超絶ドSドクターの登場
『できた?』
柊先生がカーテン越しに声をかけてきた。
すぐ終わる。なんて薄っぺらい嘘。
『カーテン開けるよ。』
一気に外の光が入ってきた。
『…恥ずかしい?』
「…っ」
泣き顔を見られたくなくて、両手で顔を隠して壁側を向いた。
『君はずるい子だなあ』
柊先生が呆れたように言うと、看護師がクスッと笑った。
『診るだけ診させて。じゃないと終わらないよ。』
そう言い終わると同時に、私のスカートが一気に降ろされた。
「いやぁッ、、やだ…」
ギリギリで掴んだスカートの裾を、精一杯の力で握った。
