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ねぇもう嫌・・・

第13章 治療




午前の授業はあっという間に終わった。


痛みからくる不快感で少し気持ち悪い。


「先食べてて〜」


私はトイレに直行。


「"はーい"」


二人の声を背中で聞きながら私はやや小走りで階段を降りた。


中3の棟は3階で、トイレは二階と一階の少し離れたところにある。


2階は人が多いから私は一階に行くことにした。


一段一段降りる度にズキンと痛みが走る…


無意識に手を腰に当てていた。


その時の私は白衣を着た人がいたことに気づかなかった。


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