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ねぇもう嫌・・・

第13章 治療



柊先生は、何かあればその都度来ること、2ヶ月に1回は必ず来ること、この二つを私に約束させた。



何時何時(イツナンドキ)症状が現れるか分からない。



この時の私には、そんな恐ろしい言葉よりも、少しでも長くこの診察室から離れられることの方が重要だった。

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