
今日も明日も 2nd season
第27章 赤色クレヨン *赤×紫*
潤の顔から、苦悶の色が消えてきたのを見計らって
腰を動かしてみる
「くぅっ……」
思った以上の締め付けは、あっという間に俺の理性を崩してしまった
「ごめん、潤!」
欲望のままに腰を揺らす
ガクガクと揺さぶられる潤は、背中にしがみついてそれに耐えていた
「翔く…っ翔くん…っ」
譫言のように、俺の名前を呼ぶ潤
「潤…っ」
大きく突き上げた時、ソレが潤のあの場所を擦ったらしい
「あああっ!ダメっダメ…!」
突然悲鳴のように喘ぎ出した潤が、乱れ出した
無意識に快感を得ようと腰を動かす
「ちょ…っ潤!ヤバいって…っ」
飲み込まれそうな快感に持っていかれる
「いやっ!分かんな…っ怖い…っ!」
そう言いながらも腰は止まらない
「も…っ知らねぇからな…!」
俺は自分の解放だけを求めて、潤の中を激しく暴れ
「も、イク…っ」
「翔く…っ!」
ドクン、と潤の中で大きなうねりを感じた後、
すぐに引き抜いて潤の腹の上に、自身の熱を放った
