
KIND KILLAR
第7章 What you see in your eyes
O「へ?」
だま、されてる?
だれに?
金魚のようにぽかんと口を開けているオレを、まつにぃは畳み掛けてくる。
M「オレらの一番のライバル会社、ステイゴールドカンパニー。知ってるか?」
すてい、ごーるど・・・。
O「・・・うん。和田って人の会社でしょ?」
でも、なんでそんな会社の名前を急に・・・?
疑問符を頭に浮かべるオレ。
そんなオレを見つめて、まつにぃは言葉を続けた。
M「そこの会社の副社長の名前は・・・覚えてねぇか。」
O「え。」
まつにぃのその気まずそうな表情。
明らかにそれは何か不吉なことを告げようとしているカオとわかる。
まさか、まさかね。
すごく、すごくすごく嫌な予感がする。
そんなオレを憐れむように、とうとうまつにぃは囁いた。
聞こえなきゃいいのに。
聞こえるはずないよ。
そう思ってた「アノ人」の名前を。
M「カミヤマ。神山悟だよ。」
鼓膜を震わせたその名。
信じたくない信じられない。
『とーもっ!!また来たよ!』
『トモに出会えてよかった。』
『自分を好きにならなくてもいいけど、トモのことを好きなやつはここにいるから。』
『さとし、っ。さと、しっ・・・好きだ・・・。』
ぐるぐるとオレの頭を巡る言葉の数々。
そのどれもが偽りだったって、コト?
だま、されてる?
だれに?
金魚のようにぽかんと口を開けているオレを、まつにぃは畳み掛けてくる。
M「オレらの一番のライバル会社、ステイゴールドカンパニー。知ってるか?」
すてい、ごーるど・・・。
O「・・・うん。和田って人の会社でしょ?」
でも、なんでそんな会社の名前を急に・・・?
疑問符を頭に浮かべるオレ。
そんなオレを見つめて、まつにぃは言葉を続けた。
M「そこの会社の副社長の名前は・・・覚えてねぇか。」
O「え。」
まつにぃのその気まずそうな表情。
明らかにそれは何か不吉なことを告げようとしているカオとわかる。
まさか、まさかね。
すごく、すごくすごく嫌な予感がする。
そんなオレを憐れむように、とうとうまつにぃは囁いた。
聞こえなきゃいいのに。
聞こえるはずないよ。
そう思ってた「アノ人」の名前を。
M「カミヤマ。神山悟だよ。」
鼓膜を震わせたその名。
信じたくない信じられない。
『とーもっ!!また来たよ!』
『トモに出会えてよかった。』
『自分を好きにならなくてもいいけど、トモのことを好きなやつはここにいるから。』
『さとし、っ。さと、しっ・・・好きだ・・・。』
ぐるぐるとオレの頭を巡る言葉の数々。
そのどれもが偽りだったって、コト?
