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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第3章 青い時代(とき)の瞬き


『なんてことするんだよぉ

ボクの大事なレ○ちゃんに…

あぁ…でも葉月さん、もしかして

ア○ナミ派じゃなくてア○カ派かなぁ

それともエ○"ァ初号機のが

喜ぶのかなぁ・・・うん

葉月さんてカッコいい感じもあるしね』






ブツブツとヤバそうな一人言いって

ゴミ箱からフィギア拾って

フキフキしながら

タクミはオレらの所に戻ってくる






・・・戻らんでいいわっ!!!







『あ~~と・・・タクミ?

いいか?相談ってんならなぁ

この際だ…これだけは言っといてやる』





『???』







『いいか?
葉月がどうのって前にな

〃こんなモン〃を送りつけられて?
挙げ句に〃お・ま・え〃に告られて?

ドン引き・フェードアウト
する女は無数にいても

笑顔でお前の手を握って
喜ぶ女はまずいない

わかったか???』







『・・・』




ぽか~~~~ん





な、タクミから今度はオレが

アヤ○ミだか白波だかわからん

フィギアを再び取り上げて








・・・ぽいっ







ボコっ・・・







ゴミ箱に






ストレート・・・イン


した(笑)







『わかったな???

じゃ、相談は済んだだろっ?

~~じゃあなっ・・・』





オレはタクミの肩を叩いて

くるっと方向転換させて

ポンっと背を押して

ゲーセンの出口に放り出し・・・いや

送り出した(笑)










『うーわケイゴ(笑)

お前中々の強者だな??!

〃アイドルは、う○こしない〃

とか言っちゃうような世界の住人に(笑)

おいおい~~オタクの夢を奪うなよ♪』







『知るか・・・真面目な答えだろうが(笑)』

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