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『ﾊﾊﾊ・・・えぇ～と、ですね

ボクが…その…∥医者∥なんで…(苦笑)

ちょこっとだけ…落ち着いてください？

ご家族にちゃんとご説明しますので』




火に油、第２段を覚悟で

ボクはリョウキを待つ間、なんとか

場を落ち着かせようとするが




『リョ～キ…てめぇ・・・

なぁにをアホくせーことをべらべらと

おめぇも…頭でも打ったかぁ？

バカヤロおめぇ～…パニックになんのはなぁ

そりゃわかるけどなぁ？ちゃんと、おめぇ

シャキっとしやがれバカヤロ～が…』






『・・・(苦笑)』


ダメだこりゃ・・・。






『ソウタさん・・・マナさん・・・？』





ボクの背後からリョウキの声がして

ようやく話が前に進む





『・・・ほ？』


『ふぁ・・・？』





『・・・すみません、お二人とも』



リョウキが美女とオッサンに

深々と一礼した






『ぇ・・・リョウキ・・・？？

ｳｪ？・・・じゃ…ぁ…さ・・・

∥これ∥・・・ダレ・・・？

？？・・・～～∥あんた∥・・・ダレ？？』





『ほぉぅ？・・・偽物か？？？』






『・・・(苦笑)』



美女とオッサンが目をぱちくりさせて

ボクとリョウキを交互に見ている



・・・アンタって(笑)おい






『・・・【分身の術】？？？』






おいおい…おねぇさん

いくらなんでもそう来ますか？(笑)



まぁ、人間…パニックを起こすとは

そういうことなのだろう。