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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第1章 幼く・・・儚く

汗くさい青春なんて

オレにはちっとも魅力的じゃなかった



・・・~そうそう



あんな・・・いかにもって感じの




部活帰りです~みたいなカップルとか?



って?・・・・・・は?




・・・・・・え?






駅に向かうオレの前方からやってくる

学生らしき・・・カップル?












『ぷふっ・・・♪』



とかって


オレは一瞬ニヤケたんだ





なんでって・・・?






だってさ






『・・・ぷ♪』










〃リョウキのクセに(笑)

ナマイキに・・・

女なんか連れて歩いてやがるのか?♪〃









ってさ(笑)









部活用のデカいバックを

気だるそうに肩にかけて

トナリにちっこい女の子
(弟がデカイだけかも知れないが)

連れてさ




いけしゃあしゃあ(笑)と

歩いてるのさ



オレのカワイイ(?)

クソ生意気な弟が(笑)



女の子なんか連れて

クソ生意気にさ(笑)

練り歩いてくるのね





ゥホっ・・・(笑)♪






そんな〃オイシイ〃場面に

鉢合わせたらさ?



そりゃあ





兄ちゃんたる者(こんな時だけ(笑))


黙ってスルーは


出来ないぜ?(笑)







さぁさぁ・・・どうやって


ツッコンで



やろうかな?





・・・ニヤニヤ(笑)








なぁんて



少々ドヤ顔したくらいの勢いで


正面からやってくる弟に


近付いたはいいんだけどね










『・・・・・・ぇ』






ピタリ・・・







次の瞬間










なんかオレの足は



・・・と言うか




全身は





固まったように停止してしまって







『・・・・・』


〃アレ?…なんか・・・〃







弟の・・・連れてるオンナ






なんか・・・見覚えが・・・










『#&%@~~・・・ぁ?

滝川くぅ~ん・・・っ』

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