テキストサイズ

Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第5章 素顔の君

『~~~・・・💧💧💧』



こういう修羅場って・・・さ

本当にあるんだね?(汗)(汗)(汗)








オレは人生で初めて経験したよ(苦笑)









『お!・・・お父さんっ・・・

入る時ノックしてって

いつも言ってるじゃない!』






オレと同様に

もしくは、それ以上に

うろたえたカンナが

瞬時に立ち上がって

父親の前に立つ








『うるさい!それどころじゃないだろう!

カンナ!・・・お前っ・・・』







文字通り

アタマから〃湯気〃が吹き出てるような

カンナのお父さんは

ゆでダコみたいに真っ赤な顔をしていた








『お前はっ・・・ま、まだ

まだ、高校生なんだぞっ?!カンナ!』








『だ、だから何よお父さんっ・・・!

イキナリ入って来て

勝手に誤解して怒鳴らないでよっ』









『だまりなさいっ!!!

何が誤解だ!

それよりも、その男はっ・・・』









『~~~・・・💧💧💧』





ヤベー



ヤベーーー






ヤっベ~~~~~!!!








16年の人生で

最強にヤバいぜ?この状況







『おっ…〃オマエ〃~?!

むっ、娘になにをしたっ?!

そ、そこを!そこを動くなよぉ?!』







そこを動くな、って・・・おいおい

おとーさん






オレはゴキブリか・・・?(笑)




(※まぁ親にとっては、そんな感じか?(泣))







『お父さんっ…!!!

いい加減にしてっ

ちょっと落ち着いてよ(汗)!!』








カンナに追っかけられながら

一瞬で戻って来たオッサン…(早っ💧)




その手には・・・なんと?







・・・〃竹刀〃とか







握られちゃってますけど???










どっしぇぇ~~~っ!!!?










『キサマ~~~!!!』









『お父さんっ・・・!!!』




万事休す。

もはや

成すすべのないオレは?









咄嗟に

カンナの部屋の窓を開け








ヒラリっ・・・








『~~~っ!!!』
















・・・・・・〃逃走〃した。










(笑)?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ