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人外娘系

第62章 旧作No.10✖虫娘

その後、一週間ほど様子を見ていたがあの日以来、変わった様子はなかった為、大原教授は瓶の外に出す事にした



大原教授「よし、これからD30を瓶から出してやる、但し指示に従わない場合は即処理されるだろう、いいな?」



D30は頭をかしげた為、理解した



瓶の蓋が開くとD30は隔離研究室の端へ飛んで行く



大原教授「高さ100メートルもある隔離研究室の天井まで軽々と移動するとは……恐るべき力だ!」



そしてD30は換気扇の方に向かう



大原教授「D30、そちらには近づくな!離れろ」



しかしD30は言う事を無視した、それどころか回転する換気螺をすり抜けようとしていた



大原教授「脱走する気だ!直ちに特殊火力部隊を呼んでD30を焼き殺せ!絶対に逃がすな」




特殊火力部隊(重撃系や火を使って目の前の者を排除する部隊である、特に使用する武器は火炎放射機である)



特殊火力部隊を呼んでいる間、D30は羽根から白い粉を撒き散らすと換気螺の動きが鈍くなった



大原教授「まさかあれはリンプンか?」



その時、教授は飛んでもない魔物を生まれさせてしまったと後悔するのであった

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