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人外娘系

第49章 勇者のくせに生意気なヤツら②

暗い地下洞窟、吹き抜ける冷たい風に漂うカビの匂い、湿度が高くジメジメした空気、そこでひとりだけ床に倒れる者がいた、しばらくすると目座覚める



ガストン「・・・・頭がクラクラして気持ち悪い・・・・それに薄暗くて視界が悪い・・・・ここは?一体何処なんだ?」



カサカサカサッ




薄暗くい地面に何かがいるようだ、ガストンは松明に火を灯すと足元に白蟻の群れがいた、ガストンはすぐに斧で潰すが何処から途もなく無造作に現れる白蟻の軍隊、ガストンは身の危険を感じて走り出すが白蟻の軍隊も当然追ってきた




ガストン「くそっ、道が分からん!出口は何処だ?」




無数の道が幾つも分岐して混乱する、さらにガストンの装備は強硬だが地形に非常に弱くぬかるみや水溜まりに入ると急激に移動速度が落ちる、今の地面はぬかるんでいた




ガストン「体が思うように動けない!もし魔物に見つかれば・・・・」




そんな事を思っていたら目の前に白いガジガジ虫が攻めてきたが自前の斧で叩き潰すが四方八方からやって来て一人では全ての攻撃を防ぎ切れないのである




ガストン「くっ・・・・」

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