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ロデリアが再び調理場に戻るのを確認したらバクは鉄鍋の蓋を開けるとフワッと甘い香りがした、中身は黄色いスープであった、素手でペロっと舐めると違和感のない喉にスッと溶け込み濃厚な味なのにしつこくなく、雑味がない、そして鉄鍋を両手で持って直飲みする、ゴクゴクとジュースのように飲んで空にしたのである



バク「美味しいスープだったな！」




その後、足音が聞こえすぐにテーブルの下に隠れた、グラデラがテーブルに運んだはずのドラゴンの肉が消えている事にビックリしていた



グラデラ「おいおい！冗談だろ？あの滅多に取れない部分が全て無くなってる・・・・」



グラデラ「それにしてもロデリアが運んできたスープ・・・・一口つまみ食いしても大丈夫だよな・・・・」



蓋を開けると空っぽであった



グラデラ「スープがない・・・・さっきロデリアは運んだ姿を見たのは覚えているがこんな短時間で次々とテーブルの上から料理が消えている・・・・これは呪いか？すぐに確認しなくては」



グラデラは慌てて調理場に戻る



バク「あともうちょっと・・・・」




バクは急いでテーブルの上にある料理を口に一杯詰め込んでその場から立ち去るのである