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何が起こるか分からない為、船には積載量ギリギリまで食料や物資を載せた




ネレイ「そんじゃ行くか」



ザイン「ついに出航か・・・・みんな気を引き締めて行けよ」




そして船は港から出航した、穏やかな波に揺られながら城へ向かって行った




グラデラ「あっ！そうだ彼にこの錆びた指輪について聞いておこうか？」



ギリガム「なんだよ突然、あの広間にあった誰かの指輪だろ？」




グラデラ「でも聞いてダメだったらそれでいい」





ギリガム「好きにしな」




グラデラは遠くを眺めいるカイザルに指輪について話す



グラデラ「カイザルさん、ちょっといいか？」





カイザル「どうした？」



グラデラ「この指輪について聞きたいのだが・・・・」



錆びた指輪を渡した




カイザル「随分と年季がある指輪だな、これを何処で見つけた？」



カイザルに指輪を見つけた城について話した




カイザル「この指輪・・・・何処かで見たような・・・・」




カイザルは輝く石を取り出して錆びた指輪に当てると指輪の錆びが取れて新品同様に輝く、その指輪にカイザルは驚く




カイザル「これはヘリオポリス城の王様が身に付けていた指輪・・・・」




カイザル「お前達が見た幻は間違いなくヘリオポリス城だ、しかし崩れているとしたら今、向かっている城もきっと崩れている可能性がある」