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エクレア「かつて偉大なる大魔法使いの一人として世界を轟かせた英傑、その名はコーグ」




エクレア「コーグは貴方の記憶を消す代わりに特殊な能力が使えるように施した、その能力は困った人々を助ける為の解放する力と念話である」



グラデラ「記憶を消された？解放する力と念話？」



エクレア「あなたの記憶を取り戻したいのならコーグに会いなさい、何故記憶を消されたのか、そして貴方の能力は限られた場所でしか出来ない特殊な能力、貴方はその力で誰かを解放したり、救ったりしなかった？」



グラデラ「・・・・・・・・」



エクレア「とある場所で封印されていたはずのエミリアを解放したのは誰？」




グラデラ「はっ！そう言われてみるとエミリアは確かに妖魔の館に封印されていたはずだ」



エクレア「エミリアは世界を崩壊させる前に先ほど申し上げた大魔法使いコーグの力によって彼女は再び災厄を生み出さない為にあの場所に封印をしたのだが、あなたが封印を解き放った為に再び彼女は世界を滅ぼそうとしているわ、しかしそのお陰でこうしてあなたがここに来れた事が最大のチャンスでもある」