好き心少なからず
第4章 モヤモヤする~田口×宇野×姉ヶ崎~
「…カズ、何したの?」
声を潜めて聞くと、カズは首をひねって
「さぁ…?」
「覚えてないんだ」
おいおい。
じゃあ、何で『意地悪だから』なんて答えが出てくるんだよ。
何となくは分かってるんじゃないのか?
「で、どうするの?」
「どうって…」
ラケットをくるくる回してため息をつくカズに、確認するように聞いた。
「その子の事、好きなんだろ?」
ラケットを回す手が止まった。
「カズから告白すれば?」
その子への思いがあるのなら、誰が先に告白したかなんて関係ないだろ?
声を潜めて聞くと、カズは首をひねって
「さぁ…?」
「覚えてないんだ」
おいおい。
じゃあ、何で『意地悪だから』なんて答えが出てくるんだよ。
何となくは分かってるんじゃないのか?
「で、どうするの?」
「どうって…」
ラケットをくるくる回してため息をつくカズに、確認するように聞いた。
「その子の事、好きなんだろ?」
ラケットを回す手が止まった。
「カズから告白すれば?」
その子への思いがあるのなら、誰が先に告白したかなんて関係ないだろ?
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