好き心少なからず
第9章 想いを込めて~入江希美の場合~
黒板の前のテーブルに材料を取りに行くと
「おっと!」
「あ!ごめん!!」
同じく材料を取りに来た宇野くんとぶつかりそうになった。
久し振りに近い場所で顔を見れて、嬉しいんだけど…。
宇野くんに告白しようとしたのに失敗して。
それもただの失敗じゃない失敗をしてしまって…。
それ以来、どう振る舞えばいいのか分からなくなってしまった。
「入江も材料取りに来たのか?」
「うん。そうそう」
こんな素っ気ない返ししか出来ない。
「えーっと、まずは小麦粉、っと」
照れ隠しもあって、宇野くんから距離を取ろうとテーブルに向かう。
「おっと!」
「あ!ごめん!!」
同じく材料を取りに来た宇野くんとぶつかりそうになった。
久し振りに近い場所で顔を見れて、嬉しいんだけど…。
宇野くんに告白しようとしたのに失敗して。
それもただの失敗じゃない失敗をしてしまって…。
それ以来、どう振る舞えばいいのか分からなくなってしまった。
「入江も材料取りに来たのか?」
「うん。そうそう」
こんな素っ気ない返ししか出来ない。
「えーっと、まずは小麦粉、っと」
照れ隠しもあって、宇野くんから距離を取ろうとテーブルに向かう。
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